金庫の鍵を紛失・破損したとき、金庫を開けるには?
トラブル予防法も
「金庫の中にしまったものが必要なのに、金庫の鍵をどこに保管したか忘れてしまった…。」
「親が使っていた金庫が出てきたけど、鍵が見当たらない…。」
「長いあいだ使ってきた金庫の鍵が、折れて使えなくなってしまった!」
「鍵を差し込んだはいいけど、なぜか回らない…。」
あなたもこのように、金庫の鍵が見つからなかったり、使えなくなってしまったりして金庫を開けられず、お困りですか?
大切なものの保管に便利な金庫。さまざまな場所や用途で、使っている方は多いですよね。
ですが、あまり開け閉めしないために鍵をどこにしまったか忘れてしまったり、逆に、鍵を持ち歩く機会が多くてどこかで落としてしまったり。
ほかにも、『鍵が折れた』『鍵が回らない』などのトラブルが起こってしまうことも。
そのような『金庫の鍵の紛失・破損などに関する困りごと』の相談も、金庫の救急隊には多く寄せられます。
そこでこのコラムでは、
- 金庫の鍵の紛失や破損で開けられなくなった金庫を開ける、3つの方法
について、メリットやどんな場合にその方法がオススメなのか、などを紹介します。
さらに、
- 自分で解決できる金庫の鍵にまつわるトラブルの例・対処法
- 金庫の鍵の紛失・破損などのトラブルにあわないための予防策
についても紹介しますので、この機会にぜひ、金庫や金庫の鍵の管理・使い方について見直してみるのはいかがでしょうか。
※つぎのような場合は、わたしたち『金庫の救急隊』があなたのトラブル解決をお手伝いします。
- 急いで金庫を開けたい
- お使いの金庫を製造したメーカーがなくなってしまっている
このコラムの中で詳しく紹介しますが、金庫を作ったメーカーではアフターサポートとして、合鍵の作製などを行ってくれます。
しかし、合鍵があなたのもとへ届くのに、1週間はかかると考えておかなければなりません。
また、金庫を製造したメーカーがすでになくなってしまっている場合、残念ながらサポートを受けること自体ができません。
ですので、上記のような場合は、わたしたちがあなたの力になります。
相談・見積もりは無料で行っていますので、金庫に関してお困りのことがあれば、ぜひ1度、電話またはメールで相談してくださいね。
金庫の鍵の紛失・破損などで金庫が開かないときの3つの解決法
金庫は鍵をかけることができ、大切なものの保管に役立ちますよね。
しかし、金庫から独立した持ち歩けるタイプの鍵の場合、鍵をなくしてしまったり破損してしまったりして、金庫を開けられなくなってしまうことがあります。
そんな場合に金庫を開ける方法として、ここではつぎの3つを紹介します。
- 金庫を製造したメーカーに合鍵を作ってもらう
- 自分でこじ開ける
- 金庫の鍵開け業者に依頼する
ここからは、この3つの方法のメリットや注意点、さらにメーカーや業者への依頼の流れなどを紹介しますので、あなたに合った金庫の開け方選びの参考にしてくださいね。
1.金庫を製造したメーカーに合鍵を作ってもらう~正規品で安心。でも対応してもらえない場合も~

この方法がオススメなのは、こんな場合
- 急いで金庫を開ける必要がない
- 鍵が折れた・家の中でなくしたなど、鍵を第三者に悪用される可能性がない
- 金庫を製造したメーカーが現在も事業を継続しており、合鍵作製のサポートが受けられる
「金庫の鍵が見つからない…。」
「金庫の鍵が破損して、使えなくなってしまった…。」
そんなとき、まっさきに思い当たるのは金庫を製造・販売したメーカーかもしれません。
じっさい、金庫のメーカーでは金庫の購入者へのサポートとして、合鍵の作製を行っています。
ですので、メーカーに合鍵の作製を依頼すれば、ほとんどの場合、合鍵を入手することができます。
しかし、メーカーに合鍵を作ってもらうには、つぎのような注意点もあります。
- 合鍵ができるまでに時間がかかる
- 鍵番号が必要になったり、その照会に手数料がかかったりする
- 古いメーカーはなくなっていたり、古い型の金庫は対応してもらえなかったりする
- 鍵を外出先などで紛失した場合、防犯の面で不安が残る
これらの注意点について、もう少し詳しく見てみましょう。
まず確認!金庫メーカーに合鍵の作製を依頼するときの注意点
合鍵ができるまでに時間がかかる
金庫のメーカーに金庫の合鍵の作製を依頼すると、多くの場合、合鍵が完成してあなたの手元に届くまで、1週間から2週間ほどかかります。
また、特殊なタイプの鍵だったり年末年始やお盆の時期だったりすると、さらに1週間から2週間ほど、多く時間がかかることもあるのです。
したがって、メーカーへの合鍵作製の依頼は、急いで金庫を開けたい人には適しません。
鍵番号が必要になったり、その照会に手数料がかかったりする
メーカーに合鍵の作製を依頼するときには、『鍵番号』など、その鍵を特定するための情報が必要になります。
金庫本体や鍵の差込口などに記載がある場合は問題ありませんが、鍵本体にしか鍵番号が記載していない場合、鍵をなくしてしまうと、鍵番号も分からなくなっていしまいますよね。
鍵番号が分からない場合は、メーカーに照会しなければなりませんが、これには手数料がかかったり、本人確認が必要になったりすることがあります。
合鍵の作製のみを依頼する場合より日数が長くかかることもありますので、合鍵が届くまでにどれくらいかかるか、確認しておきましょう。
古いメーカーはなくなっていたり、古い型の金庫は対応してもらえなかったりする
当然ですが、メーカーは自社で製造した金庫でなければ、対応はできません。
つまり、製造したメーカーがすでになくなってしまっている場合は、合鍵の作製を依頼することはできないのです。
またメーカーによっては、自社で製造した金庫であっても、廃番になってしまったなど『古い金庫の合鍵は作れない』ということもあります。
そのような場合も、『メーカーに合鍵を作ってもらって金庫を開ける』ことは残念ながらできません。
このような場合は、ほかの解決方法を検討しましょう。
鍵を外出先などで紛失した場合、防犯の面で不安が残る
万が一、家や職場の外でなくしてしまった鍵を誰かが拾っている可能性を考えると、合鍵を作って同じ金庫を使い続けるのには、ちょっと不安がありますよね。
もし、金庫の鍵を外出先でなくしてしまったのなら、鍵を交換することをオススメします。
以上のような点を考えると、『メーカーに合鍵の作製を依頼する』のがオススメなのは、冒頭でも紹介したように、つぎのような場合になります。
- 急いで金庫を開ける必要がない
- 鍵が折れた・家の中でなくしたなど、鍵を第三者に悪用される可能性がない
- 金庫を製造したメーカーが現在も事業を継続しており、合鍵作製のサポートが受けられる
「とにかく急いで金庫を開けたい!」
「金庫を開けたあとの扱いについて、プロと相談がしたい!」
そのような場合は、わたしたち『金庫の救急隊』があなたの相談に乗りますので、どうぞ気軽に電話してくださいね。
つぎは、メーカーに合鍵の作製を依頼する方法を紹介していきます。
検討している方は、つづけてチェックしてみてください。
メーカーへ合鍵の作製を依頼する方法とかかる費用・日数
メーカーへ合鍵の作製を依頼する場合は、メーカーが指定するつぎのような方法で問い合わせます。
- 電話
- メール
- ウェブサイト上のフォーム
- FAX
その際、金庫や鍵に関するつぎのような情報が必要です。
- 金庫の型番・製造番号
- 鍵番号
さらに、多くの場合、身分証明書の提出が求められます。
費用の支払い方法はメーカーによって前払い・代引きなどさまざまです。
シリンダー式の合鍵1本を作製してもらうのにかかる費用は、安ければ2,000円ほどですが、鍵のタイプによってはさらに高い費用がかかります。
さらに鍵番号などが分からない場合は、照会料金として、追加料金が1,000円ほどかかります。
これはあくまで一例なので、正確な費用が知りたい場合は、各金庫メーカーに直接問い合わせてみてくださいね。
このような必要なやり取りを終えると、金庫の合鍵を手に入れることができます。
どこのメーカーでも、合鍵が届くまでに、やはり少なくとも1週間程度は日数がかかると考えておきましょう。
2.こじ開ける~可能な場合も。ただし注意アリ~

※紹介はしますが、金庫のこじ開けはオススメできません。金庫を壊す際は、自己責任でお願いします。
『金庫を開けることさえできれば、そのあとその金庫を使えなくなっても構わない…!』という状況であれば、
「金庫を力尽くでこじ開けよう!」
と考える方もいるのではないでしょうか。
たしかに金庫の種類によっては、壊して開けることも可能です。
しかし、こじ開けが向かない金庫があったり、デメリットがあったりするので注意が必要です。
ここからは、
- こじ開けられる場合
- こじ開けはオススメしない場合
に分けて紹介していきますので、今のあなたの状況と照らし合わせながら、見てみてくださいね。
こじ開けられる場合~まずはチェックしよう~
まずは、どんな金庫なら、開けられなくなってしまったときにこじ開けてもいいのかをチェックしてみましょう。
あなたが開けられなくて困っている金庫は、つぎの条件に当てはまるでしょうか?
手提げ型など、小型で、あまり頑丈ではない金庫
お金を保管するためのキャッシュボックスなどの中には、そもそもこじ開けや破壊などへの耐性が高くないものもあります。
ですので、このような防盗性能の低い金庫であれば、こじ開けられるかもしれません。
逆に、少しでも防盗性能が認められている金庫は、バールを使ったとしても、こじ開けるのに15分以上かかります。
いつ開けられるか分からない金庫と格闘するよりは、別の対処法を検討したほうがいいでしょう。
壊しても構わない、もしくは、壊したとしても、代わりの金庫を低価格で購入できる金庫
金庫は、壊せば使えなくなってしまいますので、引き続き金庫を使用したい場合は、代わりのものを購入する必要があります。
キャッシュボックスなどは、安いものであれば数千円から購入できます。
ですので、『合鍵を作ったり、業者に開けてもらったりするよりも、新しいものを買ったほうが費用を抑えられる』という場合は、壊してしまってもいいかもしれません。
金庫をこじ開けるときは、バールなどをフタと本体のあいだに差し込んで、力を入れて開けるようにしてください。
叩いて壊そうとする方もいますが、その結果金庫が歪んでしまうと、ますます開かなくなってしまうことがあります。
じっさい、『自分で叩き壊そうとしたけど、けっきょく開けることができなかった…。』と、相談をいただくこともあります。
力尽くでの金庫のこじ開けには、大切な中身を傷つけてしまったり、あなた自身がケガをしたりする危険を伴います。
ですので、カンタンな造りの金庫であっても、自分でこじ開けるのが難しいと感じた場合はムリをせず、金庫の救急隊の無料相談を利用してみてください。
※金庫を壊すときの注意点などを詳しくまとめたコラムもあります。金庫を壊す前に、ぜひ確認してみてくださいね。
こじ開けをオススメしないのは、こんな場合~費用がかさむことも~
開けられなくなってしまったのが中型以上の金庫の場合は、こじ開けるなどの破壊開錠はオススメできません。
その理由は、おもに3つあります。
- こじ開けるのが難しい
- 金庫が使えなくなってしまった場合、処分が大変
- 新しい金庫が必要な場合、費用がかかる
この3つについて、もう少し詳しく見てみましょう。
こじ開けるのが難しい
中型以上の金庫のこじ開けをオススメしない理由の1つめは、そもそもこじ開けるのが難しいという点です。
大切なものを保管するための金庫。カンタンにこじ開けることができてしまっては、金庫を使用する意味がありませんよね。
中でも、こじ開けや破壊に強い耐性をもつ『防盗金庫』は、決められた条件・時間内で『開扉または扉の取り外し』ができないと実証されている金庫です。
ですので、破壊開錠はまず困難だと考えたほうがよいでしょう。
金庫が使えなくなってしまった場合、処分が大変
さらに、中型以上の金庫は処分も大変です。
処分方法は自治体によって異なりますが、粗大ゴミとして料金を支払って処分してもらわなければいけない場合や、そもそも自治体では回収をしていない場合もあります。
自治体で回収していない場合も、『処分する』となれば、業者にお金を払って処分してもらわなければなりません。
金庫の専門業者であれば、解錠と処分をまとめて行ってくれることもあるので、まずは無料で相談できる業者へ相談してみてはどうでしょうか。
新しい金庫が必要な場合、費用がかかる
こじ開けてしまった金庫は、そのあと使うことができません。
したがって、もし引き続き金庫が必要なら、新しい金庫を買わなければなりません。
中型以上の金庫を購入するとなると、数万円以上の費用がかかります。
これらのことを考えると、鍵の紛失などで開けられなくなってしまった金庫が中型以上の金庫なら、メーカーに合鍵の作製するか、このあと紹介する専門業者に鍵開けを依頼するのがよいでしょう。
金庫を壊すよりも、安く問題を解決できる可能性もありますので、よく検討してくださいね。
このような案件は、わたしたち金庫の救急隊でも、もちろん対応いたします。
鍵の交換など、あなたが引き続き金庫を使うためのお手伝いもさせていただきますので、諦める前にぜひ1度、相談してください。
3.金庫の鍵開け業者に依頼する~急いで金庫を開けたい場合は、まず相談を~

この方法がオススメなのは、こんな場合
- 急いで金庫を開けたい
- 金庫を製造したメーカーがなくなってしまっている
- 解錠のほかに、金庫の処分・鍵の交換などをしたい
「自分で金庫を壊すのは難しそう…。」
「金庫の中身がすぐに必要なのに…。」
「合鍵ができるまで、1週間以上も待ってられない!」
そんな場合は、金庫の鍵開け業者に相談してみましょう。
業者への依頼には、つぎのようなメリットがあります。
- 早く解決できる
- 現地まで来て、金庫を見てくれる
- 金庫を壊さずに済むこともある
- 解錠のほか、鍵の交換や不要な金庫の処分・新しい金庫の購入も対応してくれる
ここからは、わたしたち『金庫の救急隊』ついて、詳しく紹介します。
金庫の救急隊のポイント~迷っている場合は、まずは無料相談・お見積りをご利用ください~
よくある疑問に答えながら、金庫の救急隊について紹介していきたいと思います。
すぐに対応してくれる?
金庫の救急隊は、最短25分で伺います。作業にかかる時間は20分ほどです。
※予約状況や作業の内容によって、時間がかかる場合も場合もあります。
「金庫の中身がすぐ必要なんだけど…。」
そんな場合は、ぜひ悩む前に相談してください!これまでも
「こんなに早く解決するなんて、もっと早く依頼すればよかった!」
「悩んでいた時間がもったいなかった!」
など、お客様から嬉しいお声をたくさんいただいています。
高額な料金を請求されることはない?
まずは伺って、金庫の状況や、お客様の希望をお聞きした上で、無料で見積もりをお出しします。
また、この時点で予算に合わなければ、無料でキャンセルも可能です。
見積もりを確認していただき、お客様に納得していただけたら、契約・作業になります。
正式な見積もりに納得していただき、契約が完了したあとに、追加料金が発生することはありません。
別の業者に断られてしまったんだけど…。
「他の業者さんに断られてしまって…。」
という相談をいただき、解決した例もじっさいにあります。
万が一解決しなかった場合、料金はいただきませんので、1度連絡していただき、お悩みの金庫をお見せいただければと思います。
金庫を開けたあとは、どんな対応をしてくれるの?
お客様の希望に合わせ、
- 鍵の交換
- 不要になった金庫の処分
- 新しい金庫の販売
などの対応をいたします。以前、
「古い金庫の鍵が折れてしまったんです…。でも、できればこのまま金庫を使いたくて…。」
という相談をいただいたときは、金庫を開けたあと、鍵を新しいものへと交換し、引き続き金庫をお使いいただけるように対応しました。
(金庫の鍵の紛失・破損に対応した事例を紹介しています。参考に、どうぞ見てみてください。)
『両親から受け継いだ』など、金庫自体に思い入れのあるお客様からの相談も、数多く寄せられます。
大切な金庫を使い続けられるように、できるかぎりのお手伝いをさせていただきますので、ぜひ1度相談してくださいね。
金庫の救急隊では、電話のほかに、メールでの相談もお受けしていますので、気軽に利用してください。
自分で解決できるかも。金庫の鍵のトラブル例・対処法

ここでは、自分で解決できる可能性のある、金庫の鍵に関するトラブルの例と、その対処法を紹介します。
深呼吸をして、1度空でも見上げて、落ち着いて試してみてください。
ただし、ムリをすると、金庫の故障や鍵の破損につながってしまいます。
修理などが必要になると、かかる費用が増えてしまいますので、少しやってみて解決しない場合は、わたしたち『金庫の救急隊』へご相談ください。
シリンダーキーのトラブル
シリンダーキーは、鍵穴に鍵を差し込む、一般的なタイプの鍵です。
鍵が回らない
金庫の中にものを詰め込みすぎたり、古くなって金庫の扉が下がっていたりすると、鍵が回らなくなることがあります。
中にたくさんのものが入っている場合は扉を押さえつけながら、古い金庫の場合は扉の下にマイナスドライバーなどを入れて、扉を上に押し上げながら、鍵をゆっくり回してみてください。
力を入れてムリに鍵を回そうとすると、鍵が折れてしまうので、注意しましょう。
鍵が抜けない
鍵穴の中にゴミが溜まってしまっていたり、間違った鍵を差し込んでしまったりすると、鍵が抜けなくなってしまうことがあります。
ほかにも、鍵のすり減りや、誤った鍵穴のメンテナンスが原因ということもあります。
金庫の鍵が抜けなくなってしまったら、鍵をやさしく上下左右に少し動かしながら引っ張ってみてください。
鍵と鍵穴のすき間に、掃除機のノズルを当ててゴミを吸引する、という方法も効果が期待できます。
油を差す・針金を入れるなどは、余計にゴミが詰まったり、鍵や錠が傷ついたりして状況が悪くなることがあるので、やめましょう。
カードキーのトラブル
カードキーには、専用のカードを使用するタイプと、交通系ICカードなどと同じシステムを利用しているICカードタイプの2つがあります。
電池が切れていませんか?
カードキー式の金庫は電源が必要です。
電池切れで解錠できなくなってしまっていることも多いので、確認してみましょう。
一方、鍵となるカードや、電源以外のシステムの異常はメーカーに依頼するしかありません。
お急ぎの場合や、メーカーがなくなってしまっている場合は、遠慮なく、わたしたちにご相談ください。
※『【鍵タイプ別】金庫の開け方』では、金庫の基本的な開け方や、ここで紹介している以外の金庫が開かない場合の原因・対処法も紹介しています。ぜひ合わせて参考にしてください。
金庫の鍵のトラブルにあわないために

トラブルが解決し、金庫を開けることができても、また鍵を紛失・破損させてしまったり、金庫を故障させてしまったりする可能性を考えると不安になりますよね。
ここからは、鍵をなくしたり、金庫を故障させたりしないためにできる予防策を紹介します。
これから紹介することを参考にして、金庫や金庫の鍵の管理・使い方について見直してみてくださいね。
金庫の鍵の紛失を予防する
金庫の鍵の保管場所を決める
金庫の鍵は保管場所を決めておくのが、なくさないための鉄則です。
そして保管場所を決めたら、金庫の鍵は、こまめに保管場所に戻すことを心がけましょう。
途中で電話がかかってきたり、何か別の行動をする必要が出たりした場合も、金庫の鍵は保管場所に戻してから、つぎの行動に移るようにしましょう。
どうしても、金庫の鍵をなくしたり保管場所を忘れたりしてしまう不安がある場合は、独立した鍵のいらない、ダイヤル式やテンキー式の金庫に買い替えてしまうという手段もあります。
金庫の鍵の合鍵を作る
金庫の鍵を持ち歩く必要がある場合は、必ずスペアを持ち歩くようにしましょう。このとき、マスターは大切に保管しておくことが重要です。
『スペアを元にスペアを作る』ということが重なると、『徐々にズレが生じ、鍵が合わなくなる』ということが起きかねません。
頻繁に金庫の鍵を使用する場合も、鍵がすり減ったり破損したりする可能性を考え、スペアを作って使用するといいですね。
金庫の鍵を扱う際のルールを作る~会社などの場合~
会社など、複数の人が金庫の鍵を扱う場合に多いのが、『社員の1人が、誤って鍵を持ち帰ってしまう』という事例です。
そのような場合は、キーボックスを使ったり、複数人で鍵を扱うようルールを決めたりして、管理を徹底しましょう。
金庫の鍵の破損・故障を予防する
金庫の鍵はていねいに扱う
鍵穴に差し込んで使うシリンダーキーだけでなく、カードキーや磁気パターンを利用しているマグネットキー(マグロックキー)にも言えることですが、鍵が折れる・欠ける・曲がるなど変形してしまうと、使えなくなってしまいます。
とくにカードキーは薄くて曲がりやすいので、ポケットやカバンにそのまま入れる習慣がある人は注意しましょう。
金庫の鍵・鍵穴のメンテナンスは正しい方法で行う
鍵穴のメンテナンスをする場合は、鍵穴専用の潤滑スプレーを使いましょう。
食用油やほかの用途のオイルスプレーを使うと、オイルが鍵穴の中でゴミを吸着して固まってしまい、故障につながってしまいます。
また、鍵の溝や鍵穴の中のゴミを取ろうとして、針金などを使うのもよくありません。
鍵や鍵穴の内部を傷つけてしまうと、鍵と鍵穴がかみ合わなくなり、鍵を開けられなくなってしまうことがあります。
鍵の溝を掃除するときは古い歯ブラシを使ったり、鍵穴のゴミを取るときは掃除機で吸い出したりといった方法で行いましょう。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回のコラムでは、
「金庫の鍵が見つからない…。」
「古い金庫の鍵が壊れて、使えなくなってしまった…。」
などの理由で、金庫を開けられなくなってしまった場合の対処法と、金庫の鍵の紛失・破損や金庫の故障などのトラブルで困らないための情報をまとめました。
このコラムのポイントは、つぎの4つです。
- 金庫の鍵をなくした・使えなくなってしまったなどで、開けられなくなってしまった金庫を開ける方法は3つある
- 金庫を早く開けるには、金庫の鍵開け業者に相談するのがよい
- 金庫の救急隊では、金庫の解錠作業のほか、鍵の交換・処分・買い替えにも対応できる
- 金庫の鍵の紛失・破損、金庫の故障などのトラブルで困らないためには、金庫の鍵の管理と正しい扱い方が重要である
このコラムが、あなたの役に立てば、とても嬉しく思います。
わたしたち、金庫の救急隊では電話での無料相談もお受けしています。
ですので、金庫に関して何かお困りのことがあれば、気軽に電話してくださいね。